産後 必ず一番始めにやるべき運動とは
こんにちは。
Smile jem boxのたまいみわこです。
産後に多く寄せられるお悩みに、
- 体型が戻らない
- 体力が落ちた
というものを多くご相談いただくので、今回は「産後の運動」について書こうと思います。
産後、必ず一番始めにやるべき運動とは
産後の女性の身体は、時間をかけてゆっくりと妊娠前の状態に戻ります。
この期間のことを「産褥期(さんじょくき)」といい、個人差はありますが6週間~8週間かかると言われています。
医師の許可が下りれば晴れて産後の運動に取りかかることができるようになります。
妊娠すると「胎児の成長」と「出産に備える」ために、妊娠前の骨格・靭帯の状態から大きく変化していきます。なので100%体型が崩れることは避けられないのです。
そこで焦ってやりがちな運動が筋トレやヨガです。
産後2~3か月の身体の状態はかなり不安定な状態。ここでいう不安定というは身体を支える筋肉や靭帯がゆるゆるになっているという状態のことを指します。
筋肉や靭帯がゆるゆるの状態で筋トレやヨガをすることをなぜオススメしないかというと、身体に余計な負荷を与えてしまい筋肉や関節を痛めてしまったり、体型が余計に崩れる恐れがあるからです。
筋トレに関していうと
例えばスクワット運動をしたとしましょう。
ほぼ8割以上の女性が太ももが太くなったり、お尻が大きくなります。
身体を支える筋肉や靭帯がゆるゆるになっているという状態でスクワット運動を行うと、身体を支える支点や筋肉のハリが戻っておらず本来使いたい筋肉が上手く作用せずそのような状態が起こりやすくなります。
ヨガに関していうと
色々なポーズがありますが一般的に出回っているヨガはストレッチ要素が強いものが多く、身体を支える筋肉や靭帯がゆるゆるになっているという状態でさらにストレッチ要素を加えると、それらの筋肉や靭帯はさらにゆるゆるになる可能性があり股関節痛や腰痛などのケガをするリスクが高まります。
では、産後始めにどのような運動を行うことがよいのかというと、
「コアコンディショニング」です。
コアコンディショニングというのは、簡単にいえば“がんばらない骨格調整運動”です。
具体的には骨や筋肉を本来の位置に整える運動を活用して全身の筋をほぐし、正しい姿勢を定着させます。
そして一般的にインナーマッスル/体幹/コアともいわれる【横隔膜・腹横筋・多裂筋・骨盤底筋群(インナーユニット)】を強化します。
特に骨盤・股関節・背骨に着目し、骨格を整え、「横隔膜・腹横筋・多裂筋・骨盤底筋群(インナーユニット)」を鍛えることにより、ぶれない身体をつくる為の軸づくりを行います。正しい姿勢で身体に負担がかからない動きを再学習することで、妊娠前あるいは妊娠前よりも美しく健康的な身体へ変身することだって可能です!
ここで間違った解釈をしてほしくないのは筋トレやヨガを否定しているわけではなく、どのような身体の状態かきちんと判断した上で行ってほしいということです。
妊娠前にある程度筋力や体力などの基礎がしっかりしていた方だと不安視しませんが、今まで産後ケアに来られたクライアントさんで基礎がしっかりしていた女性が1割にも満たない現状でした。またやみくもに運動した結果ケガや不調に悩まされ悔しい思いをされて来られた女性たちが多くいることを見てきたので、あえて強めにお伝えしました。
きちんと基礎を固めれば、筋トレやヨガなどの運動の最大効果も引き出せます!
そうすればより体力はもちろんのこと、しなやかな身体の手に入れられます(*^^*)
産後のお身体は「急がば回れ」です。
わたしのセッションを受けられた産後の女性たちは、妊娠前より体型がキレイに整った方が多くおられます。
妊娠・出産という大仕事を行った自分のお身体を適当に扱わず、大事にケアしてほしいと願っています。
自分を大切に扱うための産後ケアの方法を知りたい方はぜひ体験も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください(*^^*)
Smile jem box たまいみわこ
広島市中区に活動拠点を置くパーソナルトレーナー
姿勢改善、生理痛改善、ボディメイク、などのご相談はお問い合わせページ、もしくはLINEからお願います。