体がだるい・生理痛がひどい人のダイエットはかなり危険だし痩せない！？

3月で一緒にレッスンをするようになって1年となるクライアントのOさん。
一緒にレッスンするようになった動因は、お子さんの卒園式に合わせて、体重を10㎏落としたい！とのご要望でした。

ですが…

とても運動・ダイエットが出来るお身体の状態じゃなかった！！

当時Oさんは月の2/3を体調不調で過ごされていました💦

具体的な症状は、

生理前の眠気がひどい
排卵痛がつらい
生理前・生理中の頭痛が何日も続き、ひどい時には頭痛薬を1日3回くらい服用する日もあるくらいつらい
常に身体がだるく、やる気が出ない
常に背中や肩が凝っている

など。

ダイエットといえば、シンプルに食事量（摂取量）を抑える。そして運動量（活動量）を増やす。
運動指導者でなくても当たり前に知っているといっても過言ではないくらいのことですね。

ではOさんのように生理痛や頭痛・身体のだるさがある人がこの常識をやってしまうと、

99.9999999999％、症状が悪化しちゃいます😑

基本的に痛みや不調が出るのは、栄養不足（偏り）や姿勢や動き方のエラーが出ていることが多いんですが、普通に生活しているのにも大変なのに食事量（摂取量）を抑え・運動量（活動量）を増やすと…

身体がボロボロになるのわかるやろー！！！
ココロもすさんでくるんじゃー！！！

そんなしんどい状態のお身体の方に悲報💦
体調不良を抱えながらのダイエットはほんまどしたん？って悲しくなるくらい本当に痩せにくい😣

体重が減ったとしても筋肉量が減ってしまい、美しいハリが失われる可能性が高いんです💦

Oさんの一緒にレッスンをされる前は自己流でダイエットに取り組まれていたのですが、全くもって数字が動かず、体調もどんどん悪くなっていったそうです。

わたしはＯさんにもレッスンをスタートする前に上記に書いたことをお伝えしました。

それをお伝えすると、
「たしかに痩せたいけど、どちらかというと体調よく過ごしたい…」
とつぶやかれました。

1か月の2/3を体調不良で過ごされているんだから、そうですよね！
体調不良の人がかわいい服を着てお出かけしたい！新しいことにチャレンジしたい！っていうような活力をどう捻出できますか？って話ですよね。

Oさんが出してくれた本心、たまいは無駄にはしませんよ！
そこからＯさんと二人三脚でのレッスンがスタートしたというわけです。

Oさんに始めに行っていただいたことは、
「きちんと食べること」です。

朝ごはんもほとんど食べない。
ながら食べが多く、常に胃腸が活動状態。
炭水化物は食べない。

一つひとつ、どうやったらＯさんが快適に食生活を穏やかに変えられるかを話し合いました。

食事の内容やタイミングが整ってくると、生理前や生理中の頭痛の回数も減ってきました。
さらには今まで身体がだるくやる気が起こらなかったのに、体調も良くなってきて自ら動く時間が増えてきました✨

卒園式の1週間前に改めて、1年前と現在のお身体の写真を比べてみると、

アゴがシェイプされている
胸が綺麗にはれ、バストトップの位置が上がっている
ぽっこりお腹が減
もも前のハリが落ち、脚のラインがシャープ
お尻が横に広がっていたものが、小さくなっている
ヒップアップしている
肩の高さが揃ってきてから
背中のお肉が減
などなど♡

お写真が都合上掲載できないので説得力はないかもしれませんが、Oさんが努力でつかんだものはたくさんありました✨

当初の目標であった1体重10キロ減はかないませんでしたが、今後も身体と相談しながらダイエットに取り組まれることに意欲的に2年目をスタートすることになりました😊

冒頭にもダイエットは食事量（摂取量）を抑える。そして運動量（活動量）を増やことに尽きるのですが、時には当てはまらない人もいるということを頭の片隅に置いておいてほしいなと思います。

特に女性は無理なダイエットを行うと短期的にみても危険ですが、長期的にみても生理不順や更年期の症状が悪化するなど、恐ろしいことが起こります💦

さらには筋肉のハリが失われてしまい、そこから筋肉のハリを戻していくのはかなりの時間がかかっちゃいます💦
女性は変形性股関節症や変形性膝関節症のリスクも高いので、筋肉のハリは出来るだけ落としたくないんですよね😥