そもそも、あなたのダイエットの目的は何ですか?

体重を軽くする事がダイエットだと捉えてしまっていませんか?

見た目を変えるためにダイエットをするはずなのに、体重を軽くする事ばかり考えていませんか?

軽い = キレイ?

軽いからキレイな訳ではないですよね?
体重とはそもそも数値の目安でしかありません。

結果を数値化することはとても大切ですが、数字に振り回されていては、ダイエットが苦痛でしかなくなってきます。

ネットやSNSに出てくる広告に
「体重57㎏以上の人は注意!」「体重50㎏台だとやばい!」など、ダイエッターを煽ってくるものがあります。

わたしも昔はそういった広告を見ると「わたしってデブなんだ…」と何度も肩を落としていましたが、今はそういった類のものはどういった方法でダイエットを勧めてくるかも分かりますし、顧客心理を突っつこうとしている方法と理解しているので、

「おうおう。煽ってきてますね~(笑)」
なんて客観視できるようになっています。


体重だけを見ていると、
実は、大切なものを見失うんです。

それは《健康》と《自分を客観視すること》です。


あなたは体重の内訳をご存じでしょうか?
・体脂肪
・水分
・筋肉
・内臓
・骨
・皮膚
・その他

これら全てがカラダの重さを作っています。

ですが、ダイエットを行っていると
「体重が減る=体脂肪が減る」と思われがち。
もちろん間違いではありませんが、100%正しいとも言い難いのです。

食事を抜いたり、過度に減らせば、体脂肪だけでなく筋肉や内臓のタンパク質も分解されて体重が減ります。

このような食事を続けていけば、みるみるうちに体重はもちろん、体内のタンパク質量(筋肉量)も右肩下がりで落ちていきます。
(この時点で健康を害している雰囲気が漂ってきますね。)

ですが、実は全てが均等に減って、体重が落ちている訳でもないのです。


体組成(体重体脂肪)計で出る体脂肪率はパーセンテージで表示されますので、体内のタンパク質量が減れば物理的に体脂肪率は増えていく。
無理やりな食事制限でタンパク質を分解すると、体脂肪は逆に増える傾向にあります。
そうしないとカラダがカラダとして成り立たないからですね。

そして、そんなダイエットを繰り返す事で、後に降臨するんです…あの王様が…。
その名も「リバウンド王」(笑)

リバウンドって元の体重に戻るだけと思われがちですが、それだけではありません。

上記で書いたように、無茶なダイエットを行うと体内のタンパク質量が減ります。

リバウンドをするとそこで失ったタンパク質は戻ってこずに、体脂肪だけがカムバックしてきます。

下手すれば元々あった体脂肪より上乗せで、身体にお住みになられる可能性もあります。
一度リバウンド王が降臨してしまうと、再度ダイエットを行っても結果がかなり出にくくなり、ダイエット難民になりがちです。

体脂肪が増えるだけだったら良いのですが、健康にもかなり影響を与えてきますよ。
筋肉も減ると言いましたが、内臓やその他臓器や末端にある皮膚や目の細胞もタンパク質で出来ています。

末端で影響があるとすれば、乾燥肌・アトピー・ドライアイなど。
中枢でいえば、最悪癌細胞ができやすくなる場合もあります。
さらに女性で言えば、生理不調や不妊・更年期症状に悩まされる場合もあります。

間違ったダイエットは、カラダに悪影響を与えるばかりか、虐待とも思える行為なんです。
こういう間違いをしてしまう多くの場合が「体重に囚われすぎている」人達が多いのです。

ダイエットは体重を軽くするために行う行為ではありません。

見た目を改善するために取り組んでいる方々がほとんどのはずなんです。

軽い=キレイではないはずです。

だからこそ「目的に応じたプログラム」が必要であり、「計画性」が必要になってきます。


また、ダイエットに取り組んでいる人で、多くの人達が間違った事をやってしまっているのですが…
ハッキリ言いますね。

毎日、体重計に乗るのは無意味です!

むしろ、逆効果です。

昨日と比べて300g軽くなった!
あれ?昨日と比べて500g増えてる?
それはね。「誤差」です。

決して、生活習慣が改善された訳でもないし、カラダ改善が出来ている訳でもありません。

イメージしてください。
①お風呂上りに体重計に乗る。
②昨日と比べて300g軽くなっている。
③喜ぶ
④お風呂上りですから、カラダは水分を欲している。
⑤350の缶チューハイを飲む。(水でも同じです)

はい。これで昨日と比べて50g増です。

もう1回体重計に乗ってみてください。
※水分は1リットル1キロです。350缶のチューハイは350gですね。

もちろん、人間は汗をかいたり、尿なども排せつをしますから、同じ分量がカラダの外に出れば、重さは軽くなります。
なのでグラムの変化は、生活の中で当たり前に起こる「誤差」なんです。


また、女性は定期的にホルモンバランスが乱れます。
生理前~生理中~生理後では、カラダが欲している物も必要な水分量も、必要な栄養も変わってきます。

そんな中で、毎日体重計に乗って一喜一憂すると、絶対に心が疲れます。
そして、色々な事が嫌になります。
なんだかわからないけどイライラします。

そんな経験ありませんか?

なので、毎日体重計に乗るのは無意味です。
いや、むしろ逆効果です。

週に1回乗れば大丈夫。

先週と比べて、数値がどう変化しているか?
こうやって、数字の変化を目安にして、プログラムを見直しする事の方が効果的ですし、精神衛生上も良い事間違いなしです。

毎日体重計に乗る事を続けると、自然と食事を抜いたり、減らしたりしちゃうんですよ。
だから、週1回で良いですよ。

 

そして、本当に大切な事なので、最後にもう1回言います。

軽い = キレイ ではないと私は思います。

《身長158cm 体重20kg》
この人は、おそらくあなたが望む体型ではないですよね?
ダイエットって見た目を良くするために取り組むはずです。

体重(重さ)を過度に意識するという事は「裸ベース」の考え方なんですね。
何も身に付けていない、真っ裸の状態を常にイメージしてダイエットに取り組んでいる状態。

1日の中で、真っ裸でいる時間の方が少ないですよね?

だとするならば、洋服を着た時に、どうやってキレイに見えるか?の方に意識をむけた方が良くないですか?
そうすると、洋服で隠れている部分っていうのは、そこまで気にしないでも良い部分だったりします。

二の腕を細くしたい!という願望と
体重を減らすプログラムは別です。

ヒップアップをしたい!という願望と
体重を減らすプログラムは別です。

願望によっては、体重が増えた方が良い事だってあるんですよ。

1週間~1ヶ月、こういう生活を続けたら、身体にどんな変化があったか?を数値で計る目安が体重です。

体重、すなわち身体の重さは、あくまで「目安」だと解釈するようにしてください。

その目安によって、身体がどう変化をしているのか?を見るようにしてみてください。
その方が絶対にカラダ改善を楽しめるはずです。

今日のまとめ

数字は目安
絶対的なものじゃない。

重さはただの目安。